Payment Data Enrichmentと今朝のニュース、経済産業省がグリーン製品普及を後押し: CO2削減量算定基準と購入補助の検討
今朝の新聞で「グリーン製品」普及後押し CO2削減量に算定基準、経産省検討 消費者への購入補助も」という記事を読みました。現在進めているプロダクトに関連すると思い書き起こしています。
https://www.nikkei.com/paper/article/?b=20240528&ng=DGKKZO80978510X20C24A5EP0000
内容としては、経済産業省が温暖化ガス排出を減らした鉄鋼や自動車の普及を支援しており、新たに削減量の算定手法を定めることで企業が導入しやすくし、消費者への購入補助も検討しているとのことです。2025年春までに普及の仕組みを示し、環境価値の高い製品の認証制度や公共調達での優遇策も検討中とのこと。
素晴らしい取り組みだと思います。ただ、一番重要なのは商品だけでなく、商品を製造していたり販売している会社のグリーン度が評価され、それが購買意欲につながることだと思います。そこで、レシートローラーでは開発中のPayment Data Enrichment Serviceの中に、いずれグリーンな購入をサポートする機能を取り入れようとしています。
すでに海外ではTapix社がプロダクトとしてリリースしており、クレジットカードの利用明細に販売店のカーボンフットプリントを計算し表示する仕組みがあります。お店側もCO2削減に努めたら、購入で報われたいと思うはずです。テクノロジーと仕組みを通じて、もっとグリーンな購入が支持されるように頑張ろうと思いました。
Tapix社のプロダクトスクリーンショット
下田 昌平
株式会社レシートローラー代表 CTO、事業開発、数学、ソフトウェア開発を毎日コツコツ進めています。