レポートの役割と真価:アクションを導くデータの物語
何故私たちがレポートを作成するのか、本日というか、今、思い立ったことを共有します。
レポートって、結局のところ次のアクションへの布石だと思っているんです。何を行ったのかを振り返るだけでなく、それによって何を次にするかを考察する。それが、レポートの醍醐味だと思ってます。
例をとって考えてみましょう、例えば売り上げレポート、売り上げの数字を見るだけなら、それはただの数字に過ぎない。重要なのは、その数字が示す背後の意味。そして、私たちはどう動くべきかという行動計画。
「何が知りたいのか?」と「何が知れるのか?」、この2つの視点は常に私たちの心の中で戦っています。データを見て何が知りたいかはもちろん大事。でも、現在手元にあるデータで実際に何がわかるのか、その現実も見据える必要がある。
私たちの専門領域であるリテールデータを基に考えると、様々な視点からのアプローチが考えられます。経営の視点、マーケティングの視点、サプライチェーンの視点、顧客サポートの視点… これら全てにおいて、ただのデータを超えたインサイト、つまり「どうすればもっと良くなるか」という提案が欲しいのです。
だからこそ、私たちが提供するレポートテンプレートでは、単に数字やデータを提示するだけではなく、その背後の意味や次に取るべきアクションに焦点を当てています。データにはストーリーがあり、そのストーリーを伝えるのが私たちのミッションだと思っています。
さて、この記事を書いている今も、仕事が山積みです・・。データ分析の舞台裏(デスク)に戻って、更なる発見の旅(業務)を続けていきます。
下田 昌平
株式会社レシートローラー代表 CTO、事業開発、数学、ソフトウェア開発を毎日コツコツ進めています。